2015年03月02日

2015レント〜イースター案内

2015年のレント〜イースター案内のパンフレットです。


レント〜イースター案内のパンフレットの表紙

朝日牧師メッセージ「移動する復活の命」

レント〜イースターの諸行事スケジュール
posted by 行人坂教会 at 21:47 | 教会からのお知らせ

この人を世の光に【マタイ5:13〜16】

聖句「あなたがたは世の光である。」(5:14)

1.《ルミナリエ》 昨年末、毎日新聞が行なった「2014年、あなたが元気をもらったニュースは?」ベスト10を見ると、その内7つがスポーツ選手の活躍、2つが芸能ネタでした。残る1つがLED開発者のノーベル賞受賞でした。単に名誉と言うのみならず、発明品が照明なので人心を明るくしたのでしょう。震災後の神戸で、「ルミナリエ」という光の祭典が続けられていることも同じです。光には、人間を励まし勇気づけたり、心を動かし前向きにする効果があるのです。

2.《光は主観的》 動物学者の日高敏隆が英国の生物学者ハクスリーの「光はこの地球上に動物が出現し、目を持った時に初めて現われた。それ以前には、電磁波の特定の領域に過ぎなかった」という説を紹介していました。生物学的には、この説明が正しいのです。モンシロチョウは翅の麟紛の色で、同種の雌雄を見分けるそうです。それは紫外線の領域に当たります。モンシロチョウにとっては光である紫外線は、人間にとっては可視光線ではありません。このように種によって何が光であるかは微妙に異なるのです。もしかしたら、私たちが闇が光で、光が闇であるかも知れないのです(詩編139編11〜12節)。

3.《汝ら世の光》 イエスさまが「世の光」と言われる時、それはキリスト者のこと、教会の使命だとして受け止めます。間違いではありませんが、イエスさまの前には、教会もキリスト者も、キリスト教すらも存在していませんでした。「あなたがたは」というギリシア語の強調文から、凡そ世間では考えられていないという前提があると思います。「社会福祉の父」と呼ばれ、知的障碍児、重度心身障碍児の施設を創設した、糸賀一雄が「この子らを世の光に」と宣言したことが思い出されました。「汝ら世の光なり」との御言葉を受けた時、糸賀はそれを自分のこととは思わず、「この子たちのことだ」と思ったのです。この人たちが「世の光」として認められる時、私たちも本当の光へと変えられるのです。

朝日研一朗牧師

posted by 行人坂教会 at 19:47 | 毎週の講壇から