2018年11月27日

12月第1主日礼拝(アドベント第1主日)

      12月 2日(日) 午前10時30分〜11時50分
説  教 君はひとりじゃない音楽      朝日研一朗牧師
聖  書  マタイによる福音書 1章18〜25節(p.1)
讃 美 歌  27、233、490、356、231、71、88
交読詩編  詩編25編1〜11節(p.30)

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posted by 行人坂教会 at 06:00 | 毎週の礼拝案内

2018年11月26日

どんな果実にも種がある【マルコ4:26〜29】

聖句「人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。」(4:26,27)

1.《食物リレー》 私たちの食べている物は自然からの恵みです。それを収穫するために働いている農業者、漁業者、生産者があり、それを運ぶ人、売る人、料理する人の手を経て、初めて私たちの口に入るのです。後片付けをする人もいます。丁度、人から人へとバトンや襷を繋ぐリレーのようです。自然界に食物連鎖があるように、人間の社会にもリレーがあるのです。

2.《バナナの皮》 バナナを皮ごと食べる人はいません。しかし、中の白い部分も「実」ではありません。「外果皮」に対して「内果皮」と言います。私たちはバナナの皮を食べているのです。イチゴの赤い部分も「実」ではありません。茎の先端に果肉が付いているのです。ミカンも中身に至っては毛なのです。房から細胞の毛が生えて来て、袋の中で成長し、甘い汁が溜まったのです。その名残が白い筋のような繊維質「アルベド」です。食用に品種改良され退化していますが、これらの果物の中にも、かつては種があったのです。

3.《見えない種》 マジシャンが「種も仕掛けもありません」と口上を述べますが、本当は仕掛け(トリック)があるのです。但し、それは種のように小さくて観客が気づくことが出来ないのです。イエスさまの譬え話の農夫も自分で種を蒔いて置きながら、どうして成長して行くのか分からないのです。奈良県の社会福祉施設「たんぽぽの家」で入所者が思い思いのアートを作っています。「エイブル・アート/可能性の芸術」と言うのだそうです。障碍者は「出来ない人」ではなく、何事か「出来る人」なのであり、彼らの創造にこそ、むしろ社会の在り方や仕組みを変えて行く「種」が隠されているのです。

朝日研一朗牧師

posted by 行人坂教会 at 19:54 | 毎週の講壇から

2018収穫感謝日合同礼拝

収穫感謝日合同礼拝で、子どもたちも司式や聖書朗読をしました。

20181125収穫感謝日合同礼拝

礼拝後、収穫感謝日パーティーがありました。持ち寄った食材で作った豚汁、果物、海の幸をいただきました。

その後、子どもたちはクリスマスツリーを飾って、来週からのアドベントの準備をしました。

20181125収穫感謝日パーティー
posted by 行人坂教会 at 16:06 | 教会アルバム

2018年11月25日

2018年クリスマス諸行事のご案内

2018年「行人坂教会 クリスマス諸行事のご案内」のパンフレットです。

クリスマス関連の諸行事のご案内2018


行人坂教会 クリスマス諸行事のご案内

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クリスマスの御業

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2018年11月20日

11月第4主日礼拝(収穫感謝日、謝恩日)

      11月25日(日) 午前10時30分〜11時30分
説  教 どんな果実にも種がある音楽    朝日研一朗牧師
聖  書  マルコによる福音書 4章26〜29節(p.68)
讃 美 歌  27、174、教会福音讃美歌245、386、29
交読詩編  詩編77編1〜16節(p.87)

・讃美歌練習(12月の月歌:233番)  礼拝後    礼拝堂
収穫感謝日パーティー   讃美歌練習後〜午後2時   階下ホール
  会費無料(豚汁、餅つき、フルーツ他)、カンパよろしくお願いします。

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posted by 行人坂教会 at 06:00 | 毎週の礼拝案内

2018年11月19日

この子を受け入れる人が…【マルコ10:13〜16】

聖句「はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」(10:15)

1.《目的と手段》 最近「ユニセフ・マンスリー・サポート・プログラム」の広告がメディアを使って大々的に行なわれています。テレビやDMは勿論、山手線の車両を使った宣伝もありました。広報の必要性は理解できますが、現場での活動と広告との乖離を感じさせられます。目的と手段の一致は、私が福音から教えられた真理です。目的が愛であるなら、手段もまた愛でなくてはなりません。

2.《子の立会人》 一行が町に入ると、人々がイエスさまに「触れて」頂くために、子どもたちを「連れて来」ました。主は子どもを「抱き」「手を置き」「祝福」されました。まるで保育学の教科書のようです。子どもが成長するのに必要なことばかりです。触れること、抱くこと、「連れて来る」は「外に出す」(外遊び!)、「祝福する」は「誉める」(誉めて伸ばす!)です。「手を置く」は聖別の祈りですが、任務の委託の意味があります。親の願いではなく、神さまが与えられた使命を全う出来るように祈るのです。大人は子どもの人生の立会人なのです。

3.《子供と貧困》 貧困と言っても、衣食住に窮する「絶対的貧困」と、経済的な理由で人生の可能性が損なわれる「相対的貧困」があります。紀元1世紀のパレスチナでは、ヘロデ王家の失政による財政破綻、領土の分割、ローマの支配に加えて、自然災害と飢饉もあり、絶対的な貧困層(プトーコス)に溢れていました。「縮こまる、蹲る」という語源が極貧の状態を表わしています。町の人たちは「養いの奇跡」で評判のイエスさまの来訪に、子どもたちを押し付けようとしたのです。だから弟子たちは叱ったのです。シュテーゲマンは「1人の子どもを受け入れる人が神の国に入る」という解釈を提案しています。

朝日研一朗牧師

posted by 行人坂教会 at 18:53 | 毎週の講壇から

2018年11月13日

11月第3主日礼拝

      11月18日(日) 午前10時30分〜11時50分
説  教 この子を受け入れる人が…音楽   朝日研一朗牧師
聖  書  マルコによる福音書 10章13〜16節(p.81)
讃 美 歌  27、174、105、371、82、29
交読詩編  詩編77編1〜16節(p.87)

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2018年11月12日

神に知られている私【ガラテヤ4:8〜11】

聖句「しかし、今は神を知っている、いや、むしろ神から知られているのに…」(4:9)

1.《自分を知る》 自分を知るということは、そんなに簡単なものではありません。私たちは、自分の性格をある程度知ることも出来ますが、多くの場合、自己理解に基づいており、自己理解を形成してきた過去に溯るもので、絶対的なものではないと言えます。そもそも自分は何者か、ということを知ることが問題です。

2.《自己と他者》 宗教改革者のカルヴァンは『キリスト教綱要』の冒頭に、人生で最も大切なことは、神を知ることと、自分を知ることであって、この二つは結び合っている、と言いました。でも、私たちは普通、自己について無自覚に生きて、自分の業績や生き方に満足している、とも言っています。キルケゴールは、自己とは関係であって、それ自身が関係に関係する関係である、と言っていました。自己は、相矛盾する二つの要素から成っていて、この二つの関係に関係するのが自己ですが、そのように定めた他者が更にいて、この他者との関係が壊れているために、二つの要素も調和せず、自己に成ろうと絶望的な病に陥っている、と言いました。しかも、多くの場合、それを忘れて生きているのです。

3.《十字架の姿》 聖書は、神を知ることは「十字架につけられたイエス・キリスト」をはっきりと見る、その福音を聞くことである、と述べています。十字架のキリストは、私たちの姿をはっきりと目の前に描いて見せてくれます。これは神に呪われた人間の姿である、とも言っています。それだけではなく、これは神に受け入れられ、愛されている人間の姿でもあります。私たちは、この姿のうちに、私たちの惨めな姿を見ると同時に、それが神に知られ、受け入れられ、愛されていることをも見るのです。ここで私たちは、神を知ることと、自分を知ることの、二つのことを、しっかりと見出すのです。

渡部 満(銀座教文館代表取締役社長)

posted by 行人坂教会 at 19:53 | 毎週の講壇から

2018年11月11日

2018特別礼拝&講演会

20181111特別礼拝&講演会
posted by 行人坂教会 at 23:17 | 教会アルバム

2018年11月06日

11月第2主日礼拝(障がい者週間)

      11月11日(日) 午前10時30分〜11時40分
奨  励 神に知られている私音楽
              渡部 満(銀座教文館代表取締役社長)
聖  書  ガラテヤの信徒への手紙 4章8〜11節(p.347)
讃 美 歌  27、174、未定、未定、29
交読詩編  詩編77編1〜16節(p.87)

特別講演会  午後1時30分〜2時30分  礼拝堂
   講演:  銀座の中の教文館=@   渡部 満

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