2016年08月23日

よい知らせは世界中で【コロサイ1:22〜29】

聖句「この福音は、世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、わたしパウロは、それに仕える者とされました。」(1:23)

日本の教会の伝道はふるわない、このままでは次の世代はどうなるという危機感を募らせる言葉をよく聞きます。しかしそもそも何のために伝道するのか、教会としても一信仰者としても共有しているでしょうか。

パウロは回心後、自分のすべてをキリストのためにささげた強い伝道のモチベーションがありました。それは、今や御子の死によって神の前に聖なる者としていただけた(22節)、そのありがたさを心から信じこの福音の希望が世界中で共有されているスケールの大きなものであることを実感していたからです(23節)。なのにもし信仰を「私の心の中だけのもの」などと私物化して伝道を遠慮したりしては、キリストの贖いを小さくしている上に神の国から他者を締め出すことです。

何よりも確実な神の国の国籍をいただいている(フィリピ3:20)栄光を、私たちはキリストのお苦しみの意味がなお欠けているこの国で宣べ伝えなければなりません。伝道は、自らの危機感や一挙両得のためではなく、すでに世に勝利されているキリストの力が私たちの内に力強く働くことなのです。

キスト岡崎さゆ里宣教師

posted by 行人坂教会 at 05:00 | 毎週の講壇から