2020年02月24日

イエスの名、イエスの道【使徒言行録19:1〜10】

聖句「人々はこれを聞いて主イエスの名によって洗礼を受けた。パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り…」(19:5,6)

1.《飼い犬の名前》 ペット専門の保険会社の調査によると、人気ランキングではメスは「モモ」、オスは「レオ」、総合は「ココ」と成っていました。戦前から戦後の昭和時代には「エス」という名前が流行しました。明治時代の讃美歌集では、イエスさまを「ヱス」と記載していました。これが何十年かの歳月をかけて日本国中に拡がり、飼い犬の名前として定着したのかも知れません。

2.《イエスの名前》 カトリック教会では「イエズス」、正教会では「イイスス」と祈られています。日本ですら教派によって異なるのです。英:ジーザス、西:へスース、仏:ジュジュ、伊:ジェズ、独:イェーズース、亜:ヤスエ、中:イェースー(耶蘇)、韓:イェスと、言語によっても異なるのです。新約聖書(ギリシア語)ではイエスースですが、ヘブライ語はヨシュア(イェーシューア)です。斎藤緑雨の川柳「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」が思い出されます。

3.《主の霊の御業》 大切なのは名前の発音ではなく、「イエスの名によって」祈ることです。そこにイエスさまの人格と霊が宿っているのです。御生涯と十字架が掛かっているのです。独りで祈るのではなく、主の名によって集まり、心を合わせて共に祈る時、祈りの力が発現するのです。私たちは「イエスの名によって」洗礼を受け、今や彼の所有とされ、保護下にあります。聖霊なる主が、どんな時にも私たちと共に居られるのです。その意味では、毎日、どの瞬間も特別なのですが、生活者でもある私たちはルーティンに成らざるを得ません。しかし、そんな私たちでも「イエスは主である」と告白するのです(「コリントの信徒への手紙T」12章3節)。それが御名によって祈ることです。

朝日研一朗牧師

posted by 行人坂教会 at 18:08 | 毎週の講壇から