2013年10月21日

ウエル、ウエル、ウエル【Tコリント 10:13】

聖句「あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます」(10:13)

1.《父の形見》 1964年、空前のエレキブームに、高校1年生だった私は、友人たちと共にバンドを結成して、聖公会三光教会のクリスマス会で演奏しました。やがてフォークの時代が来ました。私もピーター・ポール&マリーやボブ・ディランに影響を受けて、アコギを弾くようになりました。20歳のお祝いに父が買ってくれたギターが、父の唯一の形見になりました。

2.《長い道程》 ピーター・ヤローもディランもユダヤ系で、旧約聖書を主題にした歌詞が多くありました。私たちのバンドも、1960年代末、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックを三光教会の礼拝で演奏しました。しかし、司祭に受け入れられませんでした。持病があったため、プロを目指すこともなく、バンドは解散しました。けれども、ニッポン放送のフォーク番組に出演した際に、現在の妻と知り合えたことは幸いでした。仕事も家庭も順調でしたが、ある日、持病の悪化で大量吐血し、緊急手術をすることになりました。

3.《新しい命》 病気によって希望を失った時、主治医から信仰を持つように勧められました。行人坂教会に行く前には、浄土真宗の家なので躊躇もしました。しかし、礼拝では親身に受け入れて貰い、2006年の復活日に夫婦で洗礼を受けました。受洗翌日、自分が生まれ変わったような印象を受けました。だから、受洗志願者には、その感情を大切にと必ず言います。神さまは、遅れて来た人にも祝福を与えて下さいます。礼拝の中でギター伴奏をする機会も与えられ、神さまが新しい人生を用意していて下さったことを実感しました。いつもキリストは共にいて下さっていますが、御手を差し伸べて下さってもいるのです。

信徒奨励 星野文雄

posted by 行人坂教会 at 17:23 | 毎週の講壇から