行人坂教会の三つの名前
行人坂教会は、1903年に創立し、関東大震災、東京大空襲を経て、今を生きる教会です。 創立当初は、京橋新肴町にあり、「日本組合京橋
その後、関東大震災によって会堂を消失し、目黒の地に教会を移転、「日本組合行人坂
日本基督教団について
大雑把に分けると、キリスト教会は3つに分類することが出来ます。 「ローマ・カトリック教会」「東方正教会」と「プロテスタント諸派」です。 しかし、プロテスタントの諸教会は、前者二つと異なり、一つの教派でもなく、一つの教団を形成しているのでもなくて、 数多くの小さな教派や教団が並存している状態です。
「ルーテル教会/ルター派教会」「聖公会/イギリス国教会」「改革派/長老派」「会衆派/組合派」 「バプテスト」「メソジスト」「ペンテコステ派」「メノナイト系」「クエーカー/フレンド派」「ユニテリアン」 「救世軍」等が歴史的な教派として知られていますが、同じ教派の中にも、教団が異なる場合もあり、 同じ教団に属していても、旧教派(元々の流れ)は異なる場合もあります。
「日本基督(キリスト)教団」は、「長老派」「組合派」「メソジスト」の主流3派が中心に形成されて来た経緯はありますが、 その中にも、「バプテスト」や「ホーリネス」の流れを汲む教会、あるいは、「ペンテコステ派」の影響を受けた教会もあるのです。 本当に多種多様と言うか、雑多と言うしかありません。
上部から組織化され、統合された団体の持つ、揺るぎなさをよしとするか、それとも、下からの草の根のようなグループが具現する、 多様性をよしとするか、自ずと、価値観と好みの分かれるところです。