説 教 ”人はどこへ行くのか”

聖 書 ヨブ記 14章1〜12節(p.792)
賛 美 歌 27、551、62、507、「わたしたちは何者か」、26
交 読 文 「菜の花」(河野進)
CS花の日訪問 礼拝後 行き先:目黒新橋交番
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標語 『主イエスの道を歩こう』
わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
(ヨハネによる福音書14章6節)
聖句「最高法院の席に着いていた者は皆、ステファノに注目したが、その顔はさながら天使の顔のように見えた。」(6:15)
1.《ステファノ》 ステファノは「初代教会」最初の殉教者です。教会の中に生じた差別と不公平を解決し、生活困窮者に対応するために立てられた7人の補佐役の1人でしたが、恵みと力に満ちて働きの場を広げました。使徒たちの手の及ばない所、ギリシア語を話すユダヤ人たちに御言葉を宣べ伝えて行ったのです。
2.《天使の働き》 彼の宣教は「リベルテン」と言われる外国生まれのユダヤ教徒から猛烈な反発を受け、宗教裁判所に連行されるのです。しかし、証しを立てるステファノは「天使の顔」のようだったと言われています。「天使」と言うと、私たちは、翼の生えた人間モドキを想像しますが、姿形ではありません。新約聖書では、「聖霊」の場合と同様に、その働きを言うのです。天使の働きは3つです。即ち、御言葉を告げる、神を賛美する、神に仕える。
3.《顔を輝かす》 ステファノが「天使」の如くだったのは、3つの働きに邁進したからです。但し、彼に悩みや苦しみが無かった訳ではありません。初代教会内部は早くも派閥の衝突がありましたし、外部のユダヤ教徒からの迫害も激しかったのです。しかし、全て御手の内にあると信じて、自らの為すべきことを為し、御光を映して行ったのです。実際、歴史は人間の思いを超えていました。ステファノ殺害に加担したパウロが使徒と変えられるのです。
朝日研一朗牧師