イースターから数えて50日目の日を、 私達は 「ペンテコステ(聖霊降臨祭)」 として祝います。「ペンテコステ」はギリシャ語の「50」 という意味です。使徒言行録2章のはじめに、 次のように書かれています。
「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、 “霊” が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出した。」
神様の息吹によって歴史の中に教会が存在し始めるようになった「教会の誕生日」とも言える象徴的な出来事でした。この「霊」とは風、息吹とも訳されることばです。神の霊が私達の内におられ、私達に新しい生命の息吹を吹き入れてくださいます。私達もこのことを覚え、ともに祝いたいと思います。お一人お一人が神様の息に息吹かれて、いつも喜び、絶えず祈り、全てのことに感謝する歩みを続けることができますようにお祈り申し上げます。
