待つということ レット・イット・ビー2024年7月21日

「待つということ〜Let it Be〜」

マタイによる福音書6:9−15_7月21日

「レット・イット・ビー」の背景と意味:

  • フェリス女学院大学のある学生が母親を亡くした際、父親が車の中でビートルズの「レット・イット・ビー」を聴いていた。この曲のタイトルは、聖書の受胎告知の場面でマリアが言った言葉に由来し、「神に委ねる」「天に任せる」という意味を持つ。学生は講義を通じて、父親の気持ちを理解したと語っている。

主の祈りと神に委ねることの重要性:

  • イエス・キリストが教えた「主の祈り」を通じて、神の意志が地上でも行われるように祈り、神に委ねることの重要性が強調されている。自分の思い通りにならない時でも、神の計画に従い、忍耐強く待つことが大切だとされている。

試練と信仰の持続:

  • 人生には解決策が見つからない困難や試練があるが、それらを神に委ねることで平安を得ることができる。イエスがゲッセマネの園で祈ったように、自分の願いではなく神の意志に従う姿勢が求められている。最終的には、神の計画が私たちの計画よりも良いものであることを信じ、答えが見つからない中でも信仰を持ち続けることが重要とされている。
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