ペンテコステは、聖霊が教会に与えられたことを祝う日です。聖霊とは、神の息吹であり、風であり、私たちに命を与える力です。創世記において、神は「光あれ」と言葉を発し、天地を造られました。また土の塵から人を造り、その鼻に命の息を吹き入れられました。人は神の息吹によって生きる者とされたのです。
しかし人間は、神のようになろうとする傲慢によって、バベルの塔の出来事に象徴されるように、言葉も心もばらばらになってしまいました。ところがペンテコステの日、弟子たちに聖霊が降り、一人ひとりが異なる言葉で神の偉大な業を語り始めました。これは、ばらばらになった言葉と心が、聖霊によって再び結び合わされる出来事でした。
今日の聖書でイエスは、「渇いている人は誰でも、私のところに来て飲みなさい」と語られます。聖霊は、乾いた心を潤す生きた水です。天から注がれる命の水が、私たちの内に泉となり、隣人へと流れ出していく。それが聖霊に満たされた教会の姿です。
行人坂教会もまた、聖霊の風をお迎えし、天と地がつながる礼拝の中で、神の命の息吹に生かされて歩んでいきたいと願います。
