剣を鞘におさめなさい

剣を鞘におさめなさい〜ヨハネによる福音書18:1−11

過越祭でにぎわうエルサレム。イエスは弟子たちと最後の晩餐を終え、祈りの場ゲッセマネの園へ向かいます。その途中、子羊の血で赤く染まったキドロンの川を渡りながら、自らの十字架の死を覚悟していたのでしょう。やがて裏切りのユダに導かれ、兵士たちがイエスを捕らえに来ます。弟子ペテロは剣を抜いて敵を傷つけますが、イエスは言います。「剣を鞘におさめなさい」。暴力ではなく、愛と従順によって世界を変える道を選ばれたのです。主は、「わたしである」と静かに語り、自らの運命を受け入れていきます。その流された血は、私たちの罪を洗い、平和をもたらすためのものでした。今を生きる私たちも、剣ではなく平和の盃を手にして歩めるよう、イエスの愛に学びましょう。

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