後ろのものを振り返らず〜ニーバーの祈り〜

人生の中で、「もうだめかもしれない」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。夢に向かって歩んでいるはずなのに、心が折れそうになったり、誰にも言えない悩みを抱えて苦しんだり。泣きそうで、負けそうで、消えてしまいたくなるような日もあるかもしれません。

そんな時、私たちは何を信じたらいいのでしょうか。

聖書にはこう記されています。「神を愛する人々、すなわち神のご計画に従って召された人々には、万事が益となるように神が働いてくださる」(ローマ8:28)。すべての出来事には意味がある。神のなさることは、すべて時にかなって美しいのです。だからこそ、過去を悔やみすぎず、未来を不安に思いすぎず、今というこの瞬間を大切に、今日を全力で生きていきたいと思います。

「神さま、変えることができるものについては、それを変える勇気を与えてください。変えることができないものについては、それを受け入れる冷静さを。そして、両者を見分ける知恵を私たちにお与えください。」

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