コーナーストーン

「家を建てる者の退けた石が、隅の親石となった」――この詩編118篇の言葉には、人生を逆転させる神の力が込められています。人から価値がないと見なされ、捨てられた存在が、実は神のご計画において最も大切な“土台の石”とされるのです。

それは、拒まれ、十字架につけられたイエス・キリストこそ、神が救いの基礎として据えられたという福音の核心です。そして驚くべきことに、私たち一人ひとりも「生ける石」として、神の家に組み込まれる存在とされているのです。

人生の中で自分が「役に立たない石」のように思える時があるかもしれません。でも神は、その石を見捨てず、用いられるお方です。教会の中で静かに祈る人、病を抱えてなお礼拝に集う人――そのひとりひとりに、神は目を留めておられます。

この説教では、旧約と新約のつながり、詩編と福音の交差点、そしてあなたの人生における“神の建築計画”を紐解いています。ぜひ動画でその深いメッセージに触れてください。あなた自身が、神にとってかけがえのない「コーナーストーン」となる希望がここにあります。

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